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2024.11.22 (Fri)
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2012.03.06 (Tue)
2012.03.06 (Tue)
グロウ「・・・?何故そんなことを聞く?」
リゼット「グロウの夢、見ちゃった。」
グロウ「・・・。」
グロウ「・・・そうか。」
リゼット「グロウは魔界でも特別だったんだね・・・。」
グロウ「最初に言ったけどな。」
リゼット「グロウは、こっちの世界の事どう思った?」
グロウ「・・・。」
──────でもみんながね、約束してくれたんだ!
──────大魔法使いになったら、友達になってくれるって!
グロウ「・・・下種。」
リゼット「ん?なんていったの?」
グロウ「いい世界だなって言ったんだ。」
リゼット「な、ならさっもう帰らなくていいじゃん!」
グロウ「何度もいうが、帰る方法がないだろう。」
リゼット「!それは私が大魔法つか・・・」
リゼット「・・・ってあれ?」
リゼット「私が大魔法使いになったらグロウ帰っちゃうのかっ!」
グロウ「なれるかは別として・・・お前の描いている大魔法使いなら、そういう事になるな。」
リゼット「・・・グロウ。私、」
グロウ「魔法覚えるの辞めるのなら、一緒にいる理由もなくなるな。」
リゼット「あっ!!」
リゼット「う、うぅ・・・どうしよぉ・・・グロウとずっと一緒にいる方法はないのかなぁ・・・。」
グロウ「・・・ククク、」
グロウ「ハハハハッ!」
リゼット「グ、グロウ・・・?」
グロウ「お前じゃ魔界の門は一生かかっても開けない。
何せ門を開くのは高度な闇魔法だ・・・実の所、俺も時間さえかければ開けるがな。」
リゼット「え?えぇ!?グロウ開けるの?」
グロウ「俺一人分ならな。だが俺はお前に闇魔法は教えない、普通の魔法だ。
全て教えるのに少なくとも50年はかかるぞ?俺を何歳だと思っている?」
リゼット「そ、それじゃぁグロウは・・・私とずっと一緒にいてくれるの・・・!?」
グロウ「・・・ああ。いてやるよ・・・リゼット。何せお前は・・・、」
──────俺を孤独から救った立派な魔法使いだからな。
おしまい(エピローグへ)。
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