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2024.11.23 (Sat)
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2010.05.03 (Mon)
2010.05.03 (Mon)
では前回の続きです。
出題編で全ての風船の内容を書いたので、
参加者は自分の見つけられなかった風船も内容をこれで把握できたかと思います。
では早速解いていきましょう。
このイベントにて、解くべきロジックは2つあります。
①・・・証言そのものの、偽物を暴くこと。
→『証言-1度目-』と『証言-2度目-』が、複数あるという状況の打破。
②・・・証言の内容の矛盾を暴くこと。
→例:『ヘレナ・・・カイリンが犯人』『ハインズ・・・カイリンが目撃者』
このように、イベントでも証言に食い違いが起きる訳ですが、この時どうすればいいのか?と言うこと。
①を解かなければ②の矛盾の暴き方に気づいても正解する事は出来ません。
よって①から解いていきます。
イベントの中で①を解くために必要な情報がこちら。
犯人が混ぜた偽の証言。どれが本物か見抜かなければ、
このゲームをクリアするのが、限りなく困難になってしまう。
真相追いし黒い華、その情報屋の力を借りるべし。
黒華『たとえ180度反転した並行世界へ行こうとも、真実ならば在り続ける』
これだけで解けます。
『真相追いし黒い華、その情報屋の力を借りるべし』
つまり、リスの情報屋にウチのギルド『黒華』がいる事を示します。
その前に『犯人が混ぜた偽の証言』とあるので、
情報屋のヒントはもう一つのロジックとは関係ない事も示しています。
黒華『たとえ、180度反転した平行世界へ行こうとも、真実ならば在り続ける』
実はこれ、メイプルストーリーならではのロジックなのです。
前回の記事『出題編』の時の最初に、
『集合場所であったへネパークにて、3chから9chに移動してもらいました』
この時『9ch』が赤文字だったのに疑問を感じた方もいると思います。
・・・では、何故『9ch』なのか?
『9ch』じゃないといけない理由があったのか?
メイプルストーリーの世界は、どの鯖にもchがあります。
このぽぷらでも1chから10chまであります。
そのchの仕組みこそが『平行世界』だったのです。
つまり、この黒華の言ってる事が本当ならば、
真実の証言は、とある別chに行っても風船が存在すると言う事です。
後は、単純に『9』の数字を180度ひっくり返すだけです。
9→クルっと→6
つまり、本物の証言か判明させるには『6ch』に行けということだったのです。
今回、証言を設置したのは、
『リス港の船の上』と『ノーチラス船内の会議室』の2つ。
そして『6ch』に行っても存在し続けるのは・・・『ノーチラス船内の会議室』の方でした。
(本当はもっとフェイクを増やす予定だったのですがー予算の都合上無くなりました)
~正解の証言~
『証言-1度目-』 ダークロード・・・へレナは一般人
拳・・・カイリンは一般人 ハインズ・・・カイリンは目撃者
ヘレナ・・・拳は一般人 カイリン・・・ヘレナは目撃者
『証言-2度目-』 ダークロード・・・ハインズは犯人
拳・・・ダークロードは犯人 ハインズ・・・ヘレナは一般人
ヘレナ・・・ダークロードは友人 カイリン・・・拳は友人
これで、証言の真偽が判明しました。
次に、証言の食い違いのロジックを解いていきます。
法則にはこう書いてありました。
1度目の証言は嘘まみれ。
真実語る長達と、偽り語る長達の、言葉の意味は逆になる。
しかし・・・偽りが逆になる事で、見える真理もあるだろう。
2度目の証言は勘違い。
鋭い勘持つ役職の言葉は、2度目の証言も信頼すべし。
勘違いも嘘と同じ、言葉の意味は逆になる。
この法則で最も重要な事は、
『嘘(偽り)を付いてる』
『勘違いをしている』
役職の証言は、逆の意味になるということ。
つまり、嘘を付く役職ならば、1度目の証言を逆にしないといけないのです。
同様に、勘違いをしている役職ならば、2度目の証言を逆にしないといけないのです。
では、どの役職が嘘(偽り)を付いているのか、勘違いをしているのか考えましょう。
目撃者・・・その言葉に偽りはなく、勘違いも有り得ない。
→偽っても勘違いもしてないので、証言どおりに解釈して問題ありません。
一般人・・・偽りなく言える事もある&故に起きる勘違い
→偽ってはないけれど勘違いはしているので、2度目の証言は逆の意味で解釈する必要があります。
友人・・・その不安で皆を偽る事を&勘違いせずに
→勘違いはしてないけど、偽っているので、1度目の証言を逆の意味で解釈する必要があります。
犯人・・・偽りの言葉を暴け&勘違いをしている
→偽っていますし、勘違いもしています。なので1度目と2度目両方の証言を逆にする必要があります。
これで、役職毎に逆にするべき証言がわかりました。
ここからは実際に役職を当てはめて行く事になります。
その前に、もう一度証言を貼り付けておきましょう。
『証言-偽り混じり-』 ダークロード・・・へレナは一般人
拳・・・カイリンは一般人 ハインズ・・・カイリンは目撃者
ヘレナ・・・拳は一般人 カイリン・・・ヘレナは目撃者
『証言-勘違い入り-』 ダークロード・・・ハインズは犯人
拳・・・ダークロードは犯人 ハインズ・・・ヘレナは一般人
ヘレナ・・・ダークロードは友人 カイリン・・・拳は友人
これ証明するの大変じゃないのか?と思った方もいるでしょうが、
検証すれば多くても4回で決着が付きます。多分。
やり方は簡単、誰か一人の長に役職を当てはめて証言に矛盾が出るか試すだけです。
今回はダークロードに焦点を定めて行きましょう。
ダークロードが『目撃者』の場合。
嘘なし→ヘレナが一般人で確定
勘違いなし→ハインズが犯人で確定
ヘレナの証言にて、
嘘なし→拳が一般人で確定
勘違いあり→ダークロードが友人以外、今回は『目撃者』を当てはめているので矛盾しない。
ハインズの証言にて
嘘あり→カイリンは目撃者以外。
勘違いあり→ヘレナは一般人以外。
ここでダークロードとハインズの証言が矛盾しました。
よって、ダークロードは目撃者ではありません。
ダークロードが『一般人』の場合、
嘘なし→ヘレナが一般人で確定
勘違いあり→ハインズが犯人以外。
ヘレナの証言にて
嘘なし→拳が一般人で確定
勘違いあり→ダークロードが友人以外
はい、この段階でダークロード、ヘレナ、拳の3人が『一般人』になってしまいました。
最初の縛りにて『一般人は2人』しかいないので、矛盾が発生します。
よって、ダークロードは一般人ではありません。
ダークロードが『犯人』の場合
嘘あり→ヘレナは一般人以外
勘違いあり→ハインズは犯人以外
この段階で、ヘレナが『友人』か『目撃者』のどちらかと言う事になりました。
『一般人』の選択肢は無くなり、ダークロードに『犯人』を当てはめているからです。
ヘレナの証言にて、
ヘレナの役職は確定ではありませんが『友人』か『目撃者』のどちらかとなっています。
そして『友人』と『目撃者』には、勘違いをしていないという共通点があります。
つまり、ヘレナがそのどちらであるか分からなくても、
2度目の証言は真実と言う事になります。
嘘を付いているかは不明。
勘違いなし→ダークロードは友人
はい、ここでダークロードに当てはめていた『犯人』がヘレナの証言によって壊れました。
よって、ダークロードは犯人ではありません。
ダークロードが『友人』の場合
嘘あり→ヘレナが一般人以外
勘違いなし→ハインズが犯人で確定。
この段階でヘレナの役職が『一般人以外』であり、
かつ『友人』と『犯人』が別の人物に割り当てられているので、
強制的に残っている『目撃者』になります。
ヘレナの証言にて、
嘘なし→拳は一般人で確定。
勘違いなし→ダークロードが友人で確定。
最初に仮定したダークロードが『友人』の裏が一応取れました。
まだヘレナが『目撃者』と決まったわけではありませんので。
さらに続けて行きましょう。
拳の証言にて、
嘘なし→カイリンは一般人で確定
勘違いあり→ダークロードは犯人以外。
今回、ダークロードは『友人』と言う仮定なので拳の証言にも矛盾がありませんね。
カイリンの証言にて
嘘なし→ヘレナは目撃者で確定
勘違いあり→拳は友人以外
この証言にて、ヘレナが『目撃者』の裏が取れました。
そして今回拳は『一般人』なので矛盾も起きません。
ハインズの証言にて
嘘あり→カイリンは目撃者以外。
勘違いあり→ヘレナは一般人以外。
今回、カイリンは『一般人』、ヘレナは『目撃者』なので、
彼の証言も矛盾しません。
これでダークロードが友人だった場合、証言の矛盾が無くなりました。
同時に、他の長達の役職も確定しました。
その結果がこちら。
ヘレナ・・・目撃者
カイリン・・・一般人
拳・・・一般人
ハインズ・・・犯人
ダークロード・・・友人
一応俺は全通り検証してみましたし、リア友にテストしてもらった時もこの結果になりました。
偽物の証言は、実は適当に証言入れ替えただけなので、
ひょっとしたらそっちでもハインズが答えになるかもしれません。
証明に随分手間がかかってしまったので、この辺で記事を終わろうと思います。
次の記事は俺のこのイベントに対する感想です。
ではまた。
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