メイプル人狼物語～3日目・夜～

グリーンが処刑された、その後。








セツナ：ようやく男同士か。







スパイス：？まぁ、確かにアンタとしてはそうだろうけど。









セツナ：読者がガッカリしてるな。










スパイス：え？




 




セツナ：なんでもない。それじゃ君の家に行こうか。

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～配役～
狼･･･2人　狂人･･･3人
村人･･･3人　牧師･･･2人　祈祷師･･･1人 

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～三日目部屋割り～

部屋１
	スパイス	セツナ

部屋２
	ノビス	あずき

部屋３
	ラム	バブル

 

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-本編開始-

セツナ：早速だが質問だ。何故俺を指名した？








スパイス：ん？あぁ･･･アンタがパスなし狼の可能性があるからだな。

セツナ：それは全員条件同じだけどな。




 

スパイス：確かにそうだな･･･んーと、バブル-グリーンの初日同室は一人いなくなったから、残る同室警戒はあずき-セツナの二人だと俺目線では考える。

スパイス：サマーを一番狂人と決め打っているアンタの根拠が狼だからという可能性もある･･･けどだったら俺を殺した方が明らかにメリットがでかい。とはいえ、結果あずきは吊られず生き残った。コレでアンタが狼なら正直敬服するよ。翌日の信頼勝負で勝つつもりなのだろうから。

セツナ：まぁ要らぬ心配だけどな。俺は祈祷師だから。






スパイス：それ、言っちまっていいのか？









セツナ：狼は同室とパスを合わせて二日までなら容疑者を外れられる。狼は三日以上容疑から外れられない。今日君が死ななければ俺の容疑は晴れる。

セツナ：つまり君が狂人なら自殺するのは今このタイミングしかない。が、牧師の数が合わなくなるからそれはない。






o0(ファーやバブルよりすげぇなこの騎士。)


スパイス：どういうことだ？

セツナ：サマーが本当に牧師なら、君とノビスが狼でなければおかしい。サマーが狂人ならば、君は牧師でなければおかしい。







彼が牧師であるならば、夜に死ぬ為には一度攻撃をブロックするまでは不可能。二日目の夜に牧師の彼が死ぬ為には、狼であるノビスとスパイスに襲撃されないと死ねない。

彼が狂人であるならば、3人の牧師という部分がネックになる。2日目の昼の段階で牧師は全員名乗り上げるようにと催促した以上、3人のうち2人は本物であるのが確定する。スパイスとラムが牧師であると確定する。
(本来スパイスのように即対抗牧師宣言をするのが基本である。二日目昼の前編を参照。)











セツナ：祈祷師の俺が一番困るのは今日君に狂人として死なれる事だ。しかし、君は牧師か狼であっても狂人はありえない。なので打ち明けても問題なしとみた。









セツナ：それもこれも、昨日グリーンを吊れたのがでかいな。俺視点では。

スパイス：まぁ確かに･･･祈祷師が何で扇動してるんだよ。

セツナ：祈祷師が破邪の力を使うしか仕事がないと誰が決めたんだ？






スパイス：っ！？･･･ははっ･･･参ったぜ。俺は騎士団って奴を甘く見てたらしい！

セツナ：ちなみに今夜俺が指名できたのなら、ノビスにしたかったけどな。ただ彼があずきさんを指名したがってるけど、彼が狼だとノビス-あずきの組み合わせはかなりよくないだからな。まぁ俺には指名する機会が全く来なかったけど。









スパイス：なるほどね。

セツナ：指名する有利もあれば指名しない有利もある。ケースバイケースで上手く対応しないとな。それじゃまた明日。












ｽﾔｽﾔ...

スパイス：お、おい･･･もう寝ちまった。












ｽﾔｽﾔ...

スパイス：はははっ！なるほどすげぇ！おもしれぇ！コイツの行動には信念がある！真に迫るモノがある！狼はしくじったな！コイツは最初に殺しておくべきだったぜ！


































続く。
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→四日目(最終回)に進む。

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～登場人物と役職～

※役職はストーリーにおける読者視点で判明次第記載。
※役職不明のまま死んだキャラはここでネタバレします。

  

 

キャラ
名前	セツナ
役職	祈祷師

 

キャラ
名前	グリーン	ノビス	サマー	バブル	スパイス
役職	狼	村人	狂人	狼	牧師

キャラ
名前	ファー	アップル	イチゴ	あずき	ラム
役職	狂人	村人	狂人	村人	牧師

イチゴ(狂)･･･1日目･夜に自殺。
アップル(村)･･･2日目･夕方の投票にて処刑。
ファー(狂)・・・2日目・夜にグリーン(狼)に襲撃されて死亡。
サマー(狂)・・・2日目・夜に自殺
グリーン(狼)・・・3日目・夕方の投票にて処刑。

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天国コーナー







イチゴ：ハーイ皆さん久しぶり！天国コーナーの時間だよ！






アップル：ここでは小説内の疑問について答えていくよ！







ファー：白ずきんは死者の証ね。








アップル：それにしても騎士様つよいね～♪







練：考える時間が沢山あるからな。実践だと直感に頼る事のが多い。






アップル：ふーん。直感って当たるの？





練：当たる当たらないはともかく、それで結構なんとかなるもんだ。(8割当たるし。)





アップル：そっかー。







イチゴ：っていうかアップル、ちょっとは驚きなさいよ。






練：さて、今回は狼サイドの失敗点について考えてみるか。







イチゴ：騎士様を最初に仕留めなかった事。






練：ま、まぁ最初に強敵を仕留めておくのは正しいが、他の要因で頼む。






アップル：ファーちゃんよろしく。







ファー：はいはい。初日の部屋割りと二日目の投票結果が繋げてしまったのが狼の失敗ね。







練：正解。どちらも単体ならば取るにたらぬ代物だが、意思の混じった偶然が2度重なったら警戒に値する。とはいえ、あくまで確証ではないから注意な。






ファー：私とスパイスの投票が重なったのは本当に偶然だしね。






イチゴ：私の自殺って結局役に立ってますか？






練：かなり役に立ってるよ。特に初日同室を行った狼にとってはファインプレーだろう。様子見した結果、死者が一人もいなかったのでは同室が疑われる。少なくとも二日目の昼の段階で同室の話題は特に出てないし、村人だったアップルを道連れにしつつラムさんに狼の容疑を残した。





イチゴ：間違ってなかったのなら本当に良かったぁ！






ファー：私は･･･まぁ喰われて仕方ないわね。本来三日目の夕方はスパイスが最も吊り候補として有力だったのだから。





アップル：結局グリーンの狙いは失敗したわけね。











グリーン：やれやれ。夕方の投票で死ななければまだまだ勝ち目があったんですがね。






練：吊られたのは信用度の差が出た結果だな。仮に生きてても祈祷師が的確すぎて勝算はほぼ0だったな。それは分かってたみたいだし。

 

グリーン：あの騎士はメンタルフォースでも使ってるのかと言いたくなります。

※手品のテクニックの一種。相手の思考を自分の思うように動かす。





イチゴ：騙す側の狼サイドは常に自分の行動に気をつけないといけないんですね。






練：そのとおりだ。一般的に村人サイドの方が簡単だと言われている。それは疑われこそすれど騙さなくていいからだ。





ファー：アンタ狼側得意そうね。






練：なんでそう思ったし。






ファー：なんとなく。

 

グリーン：次回で最終回ですかね。





練：うむ。後半は情報が増えて尻すぼみになってる気がする。長く伸ばして申し訳ないがもうちょい続くからよろしく。


























イチゴ：結局アナタ誰なの？



練：それは言えぬ。

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