刹光花火の放浪記

皆さんお初にお目にかかれます【刹光花火】と申します。
刹那の光と書いて『せっこう』と読みます。
きまぐれな兄達を好きになれず、騎士の道を選びました。
以後、ヨロシクお願いします。



─────────────────────登場キャラ─────────────────────



【刹光花火】

主人公。生真面目な性格。破天荒な兄達の行動が嫌いでシグナス騎士団に加入する。
でも血は争えず、最終的に理屈より感情で動く。
やたら馴れ馴れしいホークアイが苦手で、逆にイカルトに転職を勧められた経歴を持つ。

尚、彼が『兄達』と呼ぶのは自分よりレベルの高いイベントを行う花火キャラの事。
【妖光花火】と【練光花火】がこれに該当。



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プロローグ



騎士団長ホークアイ率いるストライカーに所属する刹光花火。

【上級騎士】を目指して修行に励む彼を、ある日女王様がエレヴに呼び戻しました。

花火：女王様、只今戻りました。どのようなご用件ですか？


シグナス：花火さんお待ちしておりました。


シグナス：今日貴方に来てもらったのは、騎士としての任務ではありません。


花火：(・・・それってつまり職権乱用じゃ？)


シグナス：あ、あの、ご迷惑でしたか？


花火：いえ、騎士としていついかなる時でも馳せ参じます。


シグナス：あ、ありがとうございます。


花火：それでご用件はなんでしょうか？






シグナス：・・・ご覧の通り、私はここから動けません。


シグナス：だからいつも抱く想いがあります。











────────自分の足で世界を見て回りたい、と。











シグナス：本当は私も、冒険がしたいのです・・・あ、この事はナインハートには内緒ですよ？


花火：・・・ナインハート様にさえ内緒の事を何故俺に言うのですか？


シグナス：すみません、貴方の一族の話を聞きました。


シグナス：常に可能性を探し、その楽しさを形にして人々に伝えようとする一族・・・


花火：単に気まぐれで目立ちたがり屋なだけですよ。


シグナス：・・・私にも、伝えてくれませんか？


シグナス：私はここから動けません。だから・・・せめて貴方の冒険を私に聞かせてくれませんか？








花火：・・・俺の性格上、妖兄や練兄みたいに人に巧く伝える事が出来ません。


花火：弟の桜光の様に別鯖まで行く様な行動力もありません。


花火：故に、女王様の期待に応えられないと思います。


シグナス：・・・そ、そうですか・・・すみません・・・。












花火：・・・。











シグナス：・・・。














花火：・・・どこにでもあるような日常しか伝えれませんよ？


シグナス：・・・！は、はいっ！それで構いません！お願いします・・・っ！！


花火：頭を下げないで下さい。ナインハート様に怒られてしまいます。









花火：ではホークアイ団長に渡すレポートに一緒に俺の日記をつけますので。


シグナス：本当に、ありがとうございます・・・っ！















花火：さて、何を書こうかな・・・。

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あとがき


ただ色んな狩場に行って狩るだけでは記事として面白くないので趣向を凝らす事に。

刹光花火の活動にシナリオをつけて物語風にしてみます。

楽しんでもらえるように頑張って書いていきます。