第二話・狩場5分制度。

拝啓。シグナス様、今日からが本当の旅立ちです。

このまま武陵を出て、白草村へと進んでいこうと思います。

しかし、ただ進むだけなら騎乗して走っていけばすぐに到達できるでしょう。



どうやら、私もなんだかんだで一族の血が流れてるようです。

・・・普通では満足出来ない。

それでは、今日の出来事を書いていこうと思います。

花火：うーん。

ツノーレ：お客さん、一体何を唸ってるであーる？

花火：ツノーレさん、武陵って人かなり少ないですよね。

ツノーレ：エリアボスを狩りにいく人間がたまに行くだけであーる。

花火：・・・そうですか。




このままオルビスに戻るより、武陵を冒険した方が良いかもしれない。

・・・どっちも過疎マップだけど。






花火：ツノーレさん、降ります。

ツノーレ：え？ちょ、お客さん代金！




悩んだ末に、武陵へと戻る事にした。


(注意：実際には途中で降りても代金取られます。)








＜まっちさん、ちょっとマップ貸して下さい。






＜おｋ







・・・・。
























＜なにをしているのだ？マップに自分の顔のシールなんて貼り付けて。









＜マーキング。







＜・・・何故？









＜これから初めて通る狩場では必ず5分間狩りをしないといけない事にしました。







Σ









＜それを完了したマップの点にこうしてシールを貼り付けて行きます。









oO（・・・一つの狩場あたり5分ならやっていけるか）









＜まぁ、シグナス様も色々なマップの話が聞きたいだろうし。









＜がんばれ。









＜けど今日はすでに夜が更けてしまったから明日からにしよう。









oO（・・・結局、旅立ちは明日に延長か）










＜それじゃ、雨風をしのげる場所を探そう。


























花火：ここがいいな。

まっちoO（・・・ここ、武陵でもかなり偉い人の住んでる家なんだが）





















花火：御免下さい。

太上：ん？




花火：一泊させてください。

まっちoO（直球Σ）




太上：いいよ。

まっちoO（即答？！）












という事で、現在太上様の家にて日記を書いております。

昨日旅立つと言いつつ結局何もせず一日が終わってしまいました。

それでは、今日はこれにて失礼します、敬具。

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あとがき





ぶっちゃけ風邪が治っていないので狩りを行っておりません。

なので、この小説を書くに当たってのルールをお話にしました。

さっさと治して色々やりたいです。

では、また次回で会いましょう。