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2024.11.22 (Fri)
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2013.07.01 (Mon)
2013.07.01 (Mon)
ラム：それでは、こちらです。
セツナ：ああ。
昨日のペア決めの結果、俺はラムさんに指名され、一夜を共に過ごす事となった。彼女の目にはなにやら確信じみた光が宿っている。･･･やれやれ、今日は激しい夜になりそうだ。
～配役～
狼･･･2人 狂人･･･3人
村人･･･3人 牧師･･･2人 祈祷師･･･1人
2日目･夜～ペア確認～
| 部屋１ | ||
| ラム | セツナ |
| 部屋2 | ||
| ノビス | バブル |
| 部屋3 | ||
| サマー | スパイス |
| 部屋4 | |||
| グリーン | あずき | ファー |
-本編開始-
セツナ：さて、俺はもう寝たいのだが？
ラム：え･･･？
セツナ：ではおやすみ。
ラム：ちょ、ちょっとまってください！！
＜ｽﾔｽﾔ...
＜やめてー！ホントに寝ないでぇ～！
セツナ：やれやれ･･･では少しだけ話すとしよう。
ラム：お、お願いします･･･。
セツナ：そもそも貴方、俺を狼だと疑ってますよね？
ラム：っ！！･･･気づいていたのですか･･･。
ラム：そうです･･･私は貴方を狼だと思って指名しました。
セツナ：分かってた。じゃあおやすみ。
ラム：ちょっ！？
＜ｽﾔｽﾔ...
＜あっ！ひょっとして寝たフリをして油断させ、騙まし討ちするつもりなのでは･･･！？
＜ｽﾔｽﾔ...
＜･･･いや、これはどう見ても完全に寝てますね･･･。
＜ｽﾔｽﾔ...
＜お、お願いですから起きてください～！(ユサユサ...)
＜ﾑﾆｬﾑﾆｬ...あと5分...
＜あと5分！？そ、そんなの駄目ですよっ！って、あーんもう！いいから起きなさーい！（パシィン！）
ｼﾞﾝｼﾞﾝ...
セツナ：･･･平手一発とは強烈な目覚ましだな。
ラム：寝・か・せ・ま・せ・ん・！！
セツナ：じゃあ俺を狼だと思う根拠をどうぞ。
ラム：はい。前日の夕方、貴方はアップルに投票した理由を説明しましたね？
ラム：確かにあの時の貴方の意見は一理あると思いました。･･･ですが、腑に落ちなかった部分もあります。
～2日目･夕方にて～
「村人と牧師なら牧師の方が重い。」
「今アップル嬢を殺しておかないと、狼だった場合後々取り返しのつかない事になりかねない。」
ラム：貴方はアップルが村人である可能性を高く見積もっていたのではないのですか？
セツナ：･･･。
ラム：貴方から見て、私には狂人の可能性があります。狼にとって、狂人が死ぬのは喜べないでしょう。狂人の可能性がある私よりは、村人だと分かる相手を確実に吊るすのが確実･･･！
～ラム姉さんの推察～
ラム：貴方はアップルさんが狼ではないと分かっていた･･･それは貴方自身が狼だから！
ラム：何より、すすり泣くアップルに対しあの容赦のなさ･･･人間の者とは思えません！
ラム：･･･以上です。いかがでしたか？狼さん。
ラム：ですが残念でしたね！私は本物のぼく･･･
セツナ：貴方はバカか。
ラム：へ･･･？
セツナ：これは兄直伝のスペシャルコースを振舞う必要があるな。
ラム：え？え？
＜あまり手荒な真似はしたくないのだが･･･。
＜な、何で近寄ってくるのです！？
＜ライトニングチャージ。（ビリビリ
＜キャァアアア！
＜その凝り固まった思考を今からとかすとしよう。
＜ひゃ、ひゃめふぇ～・・・(や、やめてぇ～･･･)
＜だが断る。まずは･･･(ぐりぐり
＜しょ、しょこは･･･っアァ！（そ、そこは･･･っアァ！）
＜いい反応だ。次は･･･(ぎゅっぎゅ
＜ひぁぁあぁっ！
＜まだ序の口だ、ここから先が本番だ、覚悟しろ。
＜ひぇぁあぁああぁあっ！！
セツナ：ハイおしまい。ちょっとは気が緩んだか。
ラム：は、はい･･･。
セツナ：よろしい。ならば茶番は辞めて真面目に話そうか。
ラム：お、お願いします･･･。
セツナ：まず最初にラムさん、貴方が牧師として、俺を指名するという事自体は悪い選択肢ではないと言っておく。
ラム：ほ、ほんとですか？
セツナ：その場合、もう1人の狼は誰だ？
ラム：私はノビス君だと思います。セツナ-ノビスの2人を狼として疑ってます。
セツナ：･･･可能性は確かに0ではないのだが、視野が狭すぎる。同室だったあずきさんは勿論の事、スパイス、ファー、グリーン、バブル、ノビス、サマー、アップル、ラムぶっちゃけ全員に狼の可能性が生まれている。
セツナ：しかもその繋がりはとても薄いものだ。俺は事実こそ叩きつけたが、誰かを擁護した覚えはないぞ。
ラム：そ、そうですね･･･。
ラム：あの、それではセツナさんは誰が怪しいと思うのですか？
セツナ：ああ。ここで1日目･夜の部屋割りと、2日目･夕方の投票結果を思い出してもらう。
～1日目･夜 部屋割り～
| 部屋１ | ||
| ファー | スパイス |
| 部屋2 | ||
| バブル | グリーン |
| 部屋3 | ||
| サマー | ノビス |
| 部屋4 | ||
| あずき | セツナ |
| 部屋5 | |||
| イチゴ | アップル | ラム |
～2日目･夜投票結果～
アップル(4)･･･スパイス、ファー、セツナ、アップル
ラム(3)･･･グリーン、バブル、サマー
サマー(2)･･･ノビス、あずき
ノビス(1)･･･ラム
ラム：アップル･･･。
セツナ：薄情かもしれないが、今回の論点はそこではない。重要なのは1日目･夜に同室だった2つのペアが、夕方の投票で票を固めている点と、スパイス･･･彼の投票先だ。
| 部屋１ | ||
| ファー | スパイス |
セツナ：部屋1にいたファーとスパイス、彼ら2人はアップルに入れてるのに対し、
| 部屋2 | ||
| バブル | グリーン |
セツナ：部屋2のバブルとグリーンペアはラムさん･･･貴方に投票している。
ラム：･･･あっ！
セツナ：偶然かもしれんが、狼ならば結託して票を固められる。狼同士の同室ならパス消費もないから、この2つのペアは安全に人間サイドを始末できる。
セツナ：無論、それを見越した上で投票を固めない事も出来る。その場合俺が一番怪しくみえてもおかしくはない。
ラム：私の判断が決して間違っていないのは、貴方が狡猾な狼の場合があるからですね。
セツナ：まぁ･･･確かに俺が狼なら票を寄せる事はしないが、一応本物の狼を引っ掛ける為に仕込みを入れてあったんだ。
ラム：仕込み･･･ですか？
セツナ：ああ。2日目･昼(後編)の事を思い出してみてほしい。
セツナ：あの時俺は3人に疑わしいと思っている他の牧師の正体を推察してもらった。結果、サマーとスパイスはラムさん、貴方を狼だと言った。いいか？牧師宣言をした2人から、狼だと言われたのだ。
セツナ：だが、アップルの正体については言及させなかった。そもそも彼女が疑われている元の理由は、貴方と同じであるにも関わらず、だ。
セツナ：つまり･･･俺は貴方に容疑が向くように扇動したのだ。
ラム：そ、そんな･･･。
セツナ：それでも吊られないと思ったんだがなぁ。アップル嬢の自己投票がなければ危なかった。
ラム：アップルが･･･身を挺してまで私をかばってくれたんですね･･･。
セツナ：ああ。2人の牧師から狼だといわれた貴方は、夕方処刑されてもおかしくなかった。
ラム：そう、ですね･･･。
セツナ：ところが、貴方は処刑されなかった。
スパイスが貴方に票を入れなかったから。
それは何故か？
セツナ：貴方が本物の牧師だった場合、彼は同じ人間として困るからだ。
セツナ：故にスパイス、彼はおそらく本物の牧師だろうと予測する。貴方が牧師である可能性を捨てて投票したサマーは狂人だ。
セツナ：そして、貴方という牧師を殺せるチャンスに便乗した2人･･･すなわち、
| 部屋2 | ||
| バブル | グリーン |
───────グリーンとバブル、彼ら2人を、俺は狼として強く疑っている。
続く。
←2日目の夕方に戻る。
→2日目の夜後編へ進む。
～登場人物と役職～
※役職はストーリーにおける読者視点で判明次第記載。
※役職不明のまま死んだキャラはここでネタバレします。
記事容量オーバーの都合の為今回画像はなしで。
| 名前 | セツナ |
| 役職 | ？？？ |
| 名前 | グリーン | ノビス | サマー | バブル | スパイス |
| 役職 | ？？？ | 村人？ | 牧師？ | ？？？ | 牧師？ |
| 名前 | ファー | アップル | イチゴ | あずき | ラム |
| 役職 | ？？？ | 村人 | 狂人 | ？？？ | 牧師 or狂人 |
イチゴ(狂)･･･1日目･夜に自殺
アップル(村)･･･2日目･夕方の投票にて処刑。
←2日目の夕方に戻る。
→2日目の夜後編へ進む。
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