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2024.11.22 (Fri)
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2013.06.27 (Thu)
2013.06.27 (Thu)
あずき:そ、それでは私の家に案内しますね・・・。
セツナ:よろしく頼みます。
ペア決めによって俺はあずきさんと一夜を過ごすことになった。無論、この村に家のない俺が彼女の家にお邪魔する事に。彼女が狼や狂人でなければいいのだが・・・。
役職メモ②村人サイド~村人~
配役時に渡されるもの・・・なし。
・貴方達には、特別な能力はありません。
・持たざる者故の推理と機転こそ、村人の能力と言えるでしょう。
・狼に対し無力と言えど、簡単に生を諦めてはいけません。
・貴方が生き延びている限り、まだ人間の敗北ではないのですから。
~配役~
狼・・・2人 狂人・・・3人
村人・・・3人 牧師・・・2人 祈祷師・・・1人
-本編開始-
あずき:つ、着きました・・・。
セツナ:お邪魔します。
あずき:(ぉぉぉおちつけわたしっ!確かに異性の方を家に招いたのは初めてですがっ!)
あずき:(アップルさんに頂いたこの本で予習してきたではありませんかっ!)
セツナ:・・・?えーと、どうしました?急に立ち止まって・・・。
あずき:セツナ様!
セツナ:・・・はい。
あずき:お、お先にお風呂をどうぞっ!その間に食事を私が作りますっ!
セツナ:・・・?それではありがたく入らせてもらいます。
セツナ:ちなみに風呂の前にこの家に結界を張っておいた。朝まで家の外には出られないし、誰も入ってこれなくしてある。
セツナ:村に張った結界の縮小版で、他のペアの家にも同じモノを施してある。プライベート的に常時見張っているわけにもいくまい。
あずき:本によると手料理の上手な女性を嫌う男性はまずいないと書いてあります!
あずき:ラム姉さんほど料理が上手ではありませんが、ここは得意な料理でもてなしましょう!
セツナ:気合を入れてるところ悪いのだけど『男性に好かれる女性になろう!』なる本を実践するべきは今ではなかろう。
←セツナが風呂入ってる間本で復習していた。
あずき:セツナ様!?もうお風呂からあがったんですか!?
セツナ:お風呂も食事も嬉しいけれど、重ねて言おう。今はそういう状況ではないので。
あずき:そ、そうですね・・・ごめんなさい。少々舞い上がっておりました・・・。
<任務先によっては食料を自力で調達しなければならないからな。
<騎士団って大変なのですね。今回もそうですし。
<だがやりがいのある職業だと思う。今回の事もな。
<ところで夕食の献立はもしかしてクリームシチューだろうか?
<そうです・・・お嫌いですか・・・?クリームシチュー。
<いいや、シチューは野菜の栄養がしっかり摂取できるし俺自身好きだ。
<それは良かったです!あ、それじゃこれもお願いできますか?
<任された。
<だからイチャイチャしてんじゃねーよ!!
(ちかくにツッコミ役がいなかったので本にお願いしました。)
セツナ:ご馳走様、とても美味しかった。そろそろ人狼の話をしようか。
あずき:あ、そうですね!
セツナ:まずはペアの確認からだ。
~部屋割り~
部屋1 | ||
ファー | スパイス |
部屋3 | ||
サマー | ノビス |
部屋4 | ||
あずき | セツナ |
セツナ:この中で2人狼がいるわけだな。無論今の段階では誰か分からない。
あずき:セツナさんはもうすでに誰を疑ってるのでしょうか?
セツナ:今一番疑わしいのはあずきさんだな。
あずき:・・・・・え?私ですか!?
セツナ:いやだって、あの状況なら普通女性を指名するだろう?俺は男で余所者だし。とすれば、俺を選ばなければならない理由があったと考えるのが自然。
あずき:いや、その、それは・・・。
~1日目・昼にて~
あずき:・・・(つ、つまり男1人と2人の女性が一夜を共にする・・・!?な、なんて破廉恥なっ!)
あずき:セ、セツナ様を指名します!(そんな事させてはいけない!)
あずき:(あの時の私は一体何を錯乱していたのでしょうか・・・。)
セツナ:考えとしては4つ。
1.狼が食べようと狙ってきた。
2.狂人が騙そうと狙ってきた。
3.牧師が狼かどうか身を挺して確かめに来た。
4.その他適当に。
セツナ:俺を指名したのに意図があるのなら、おそらくこの3つあたりか。
あずき:そ、そうですね・・・(ごめんなさいセツナさん、別の意味で疑ってました・・・。)
セツナ:もっとも、俺が狙い通りの存在であるかは運否天賦なのだが。
セツナ:まぁ俺としてはあずきさんが狼ではない事を祈ろう。
あずき:私もセツナ様が狼ではない事を祈っております。
あずき:あのー・・・明日、死者が出ると思いますか?
セツナ:出るだろうな。1人か2人、多ければ3人出るだろう。
あずき:それはおかしいのでは?ペア決めされてる以上、狼は1人しか食べられません。3人部屋もありますが、1日に2人も食べられるとは思えません。
あずき:そして狼は2人しかいません。つまり、死者は2人までしかでないはず・・・!!
セツナ:狂人が自殺するかも知れない。
あずき:え・・・?そんな事があるんですか・・・?
セツナ:ある。例え話だが、翌日ファーさんが死んだとしよう。
例え | ||
ファー | スパイス |
セツナ:この場合スパイスさんについてどう思う?
あずき:それは・・・スパイスさんを狼と疑わざるを得ませんね・・・。
セツナ:狂人が自殺するメリットはそこにある。ペアの相手に容疑を被せる事が出来る。元より狼を崇拝している奴等だ。狼に有益である以上嬉々として死ぬだろう。
あずき:という事は・・・最悪5人の死者が出るかもしれないじゃないですか!
セツナ:狼が2人食べて狂人が3人自殺すれば確かに5人だな。
セツナ:まぁそこまで綺麗に狼サイドが分散しているとは考えにくい。狂人と狼が同じ部屋になっている可能性だってあるのだから。
あずき:なるほど。指名相手が狂人だという確証もないですし可能性は低そうですね。
セツナ:それに、狼達も食ったら疑われる事は理解している。
セツナ:1日くらいは食べるのを我慢するだろうし、狼同士で相部屋になれば互いに見栄を張って我慢するだろう。
あずき:今日1日死者が出なかったからと言って完全に容疑が晴れるわけではないのですね・・・。
セツナ:まぁそういうことだ。というわけで俺は明日に備えて寝る。
あずき:え?
セツナ:寝込みを襲ってくれた方が痛くなさそうだし。一晩かけてこの村にやってきて眠いし。
セツナ:それではおやすみ。
あずき:セ、セツナ様?
セツナ:スヤスヤ...
あずき:か、完全に寝入っています・・・一体どういう神経をしているのでしょうか・・・。
セツナ:スヤスヤ...
あずき:・・・でもこのまま一晩見張ってるのも滑稽ですね・・・私も寝るとしましょう。
あずき:スヤスヤ・・・。
~どこかの部屋で~
狼A:厄介な事になったな。
狼B:ああ。
狼A:しかし何故自分に狼であるお前を指名させた?わざわざ同室にしなくても、我等はいつでも会話できるのに。
狼B:まずは様子見だ。俺達の信者である狂人に動いてもらい、守護の力と破邪の力を持つ人間をあぶり出してもらう。不用意に信者を減らすよりは役に立って死んでもらいたい・・・ククク
狼A:自分としては、妙に発言力のあるあの騎士は早いうちに食い殺すべきだと思うが・・・。
狼B:だがもしアレが信者だったら貴重な駒を失うことになる。
狼A:まだ初日だしお前の判断に異論もない。相室になってエサが無いと分かっていれば食欲も沸かないしな。ところで・・・、
狼A:・・・お前は何人死ぬと思う?
狼B:1人、だな。それも・・・
──────────3人部屋の、誰かだろう。ククク。
続く。
←1日目夕方に戻る。
→2日目の昼の前編に進む。
~登場人物と役職~
※役職はストーリーにおける読者視点で判明次第記載。
キャラ | |
名前 | セツナ |
役職 | ??? |
キャラ | |||||
---|---|---|---|---|---|
名前 | グリーン | ノビス | サマー | バブル | スパイス |
役職 | ??? | ??? | ??? | ??? | ??? |
キャラ | |||||
名前 | ファー | アップル | イチゴ | あずき | ラム |
役職 | ??? | ??? | 狂人 | ??? | ??? |
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